AWSが不正利用されたが一部返金額が少なすぎた話。Part.1
はじめまして。
当方はプログラミング知識など殆どないIT初心者です。
今回はAWSが不正に利用され、問い合わせたところ非常に少額の返金しかなかった事例をお話しします。
2020年頃AWSの知識があれば稼げるなどという軽い噂を聞きつけて、副業で稼げれば良いという軽い気持ちで試しに触ってみました。
その当時の記憶は殆どありませんが、チュートリアルをなぞっているだけでも難解な用語が多く、また英語のページが殆どでいちいち翻訳して進めるのも面倒だったのでそれから放置しておりました。
それから2022年8月になり、とあるきっかけで生活費などの支払いで利用しているクレジットカードの明細を確認したところ、見覚えのないAMAZON WEB SERVなるところから1万8千円程度の引き落としが発生していることに気が付きました。
当方はネット通販など頻繁に利用する場合はデビットカード、食料品購入などの場合はクレジットカードを利用するといった感じで使い分けていたので、クレジットカードの利用明細を頻繁に確認する習慣ができておりませんでした。
イオンカードを利用していたのでわざわざログインが面倒というのもありました。
利用明細を遡るとなんと2020年9月から毎月引き落としがされており、総額30万円を超える金額が不正に引き落とされておりました。
直ちにGoogleで調べようとしたところ「AWS 身に覚えのない請求」といった感じですぐに検索候補が上がってきたので、同様の被害者が居ることに少し安心感を覚えました。
色々調べていくうちにAWSの問い合わせフォームから連絡すればよいという事が分かり、すぐに問い合わせを行いました。
最初の問い合わせでは「2020年9月頃から身に覚えのない請求が続いていること」「当方はAWSおろかプログラミングの知識も全くないため毎月1万円を超えるようなサービスの運用などできないこと」を伝えました。
最初の返答では課金が発生しているリソースを削除することを指示されました。
まずリソースというものが何なのかすら分かりませんでしたが、何とかガイドに従ってすべて削除しました。
全てのリソースを削除した後、上記のような返答があり不正利用の調整を希望する期間を知らせること、セキュリティ強化などの指示を受けました。
ガイドに従ってすべて終えた後、当方もブログ記事の救済された方のように8割程度の返金がされるのだろうと楽観的に考えて少し安心しておりました。
続く